初夏

水無月朔日、神社の参道に「茅(ち)の輪」が設置されました。

人形(ひとがた)に息を吹きかけ体を撫でて罪けがれをうつし、左右左と茅(ち)の輪をくぐる、「夏越(なごし)の大祓(おおはらい」が始まりました。

「茅の輪」の起源は、須佐之男命(すさのおのみこと)が「茅の輪を身に着ければ疫病を逃れることができる」と教えたという故事によるものです。

よって、感染症に不安を抱える今年の夏こそ、皆さんにお参りしてほしいと願っています。「茅の輪くぐり」は6月中と期間が長いので、密にならずにお参りできますし、お互い気をつければ社会的距離をとりながらくぐれますので。

結婚式やご会食ご宴会でご利用いただく遠石会館も、現在は平日の休館が多くひっそりした日が多いのですが・・・

エントランスホールには「あじさい雲」という名の絵画が掛けられました。季節ごとに作品を掛け替えて下さる地元の貞永マミ先生の夏の作品です。鍵盤の上に灯籠とあじさいの雲・・・初夏の自然の力強さを感じます。皆さんはどう感じられますか?

エントランスの滝の前にはスタッフが花を飾りました。ご来館のお客様が自粛や苦労でお疲れかもしれない、花を観て元気になってもらえればと飾ったちっちゃな花の庭です。ご来館の折に観てやってください。

神社の「茅の輪」は6月中毎日くぐることができます。遠石会館の絵と花は、現在、土曜日日曜日にはご覧いただけます。お越しいただいた方々に「初夏」を感じてもらえれば、夏に向かって頑張ろうと思っていただければ、幸いです。

今年の夏は感染症に罹らないよう祈り、予防し、気力体力免疫力を高めて、無事に乗り切りましょう!

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