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健やかに夏を越せますように

今年も早6月を迎えました。半年間の罪(つみ)や穢(けが)れを祓う神事、夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)の季節となりました。

昨日参拝された知人が、大祓の看板にある「知らず知らずの内に身についてしまった罪や穢れ」という言葉に興味をもっておられましたが、無意識に犯してしまう罪、自覚症状のない心の穢れ、というものが積もれば、やがて人の体調や気運に影響を及ぼすものなのです。

大祓は、心の大掃除、心をリフレッシュ、リセットして、健やかに過ごすことを願う神事と言えます。

さて、夏越の大祓では、紙でできた人形(ひとがた)に自分の罪や穢れを移す「人形祈願」と、カヤでつくった「茅の輪(ちのわ)」をくぐる「茅の輪くぐり」をして、無事に夏が越せるように願います。

おまいりの作法をご紹介しますと、

①人形に名前・年齢を書き入れ、息を吹きかけたり体を撫でたりしてから、初穂料を添えて袋に納める。(ご家族の分も一緒に納めても可)

②人形の入った袋を持って茅の輪を左回り、右回り、左回りにくぐる。(唱詞を唱えながら)

唱詞 「水無月の 夏越の祓い する人は  千歳(ちとせ)の命 延(のぶ)というなり」

③最後に茅の輪を真っすぐくぐり抜け、本殿に向かい袋を箱に納め参拝する。

 

「人形祈願」「茅の輪くぐり」は、6月中受け付けております。6月30日には午後から厄除菓子「水無月」の接待、16時から「大祓式」を執り行います。

今年もまた、猛暑酷暑がやってくるかもしれません。ご家族が無事に夏が越せるよう願いにお参りください。

 

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