慎みて怠ること莫れ
7月15日夕刻、遠石会館にて
父の名誉宮司、私の宮司への就任を祝う会を開催していただきました。
崇敬会会長、責任役員の方々が発起人となってご案内いただき、
270名の皆様にご出席いただいて、温かいご祝意を賜りました。
身に余る光栄、感激の極みであり、生涯の励みとなりました。
乾杯後、皆様へお礼の挨拶に回りました。
お一人お一人から、父への慰労と私への激励の言葉、祝福の笑顔を頂戴しました。
これも、父祖が宮司として歩んできた道の余徳と、有難さが身に沁みました。
それから、体に気を付けるように、というご忠告も多く頂きました。
父はお酒が苦手ですが、私は結構いける方とよく御存じの方々から・・・
健康管理が一層大事な仕事となる、というご指導でしょう。
「慎みて怠ること莫れ」 (ツツシミテ オコタルコトナカレ)
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征にあたり伊勢の神宮に詣でた際、
叔母にあたる倭姫命(ヤマトヒメノミコト)から、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)と共に
授けられた言葉です。
宮司としての初心に思いを巡らす中で、この言葉が思い浮かびました。
慎みの心をもって気を緩めず、勇気をもって怠らず進め、と解しました。
宮司としての初心を忘れず、また、多くの皆様から頂いた祝意に沿えるよう、
日々努力しなければと心を新たにしております。
今後とも、何とぞよろしくお願いいたします。