夏越の祓い
このところ、初夏というより真夏のような暑ささえ感じますが、これからいよいよ
ジメジメした梅雨を迎え、ピカーと日が照る盛夏を迎えます。
実は、夜中に暑かったんでしょうね、不覚にも布団を被らず寝てしまったせいか、
昨日の朝から声がガラガラ、カサカサ。 困ってます。
皆様も、日中と明け方の気温差が大きい時期なのでぜひ注意して下さい。
さて、6月1日、今朝から「人形(ひとがた)」と「茅(ち)の輪」を本殿前に設置しました。
今日から、「夏越(なごし)の大祓(おおはらい)神事」の開始です。
「夏越の大祓神事」は、「人形」に息を吹きかけ体をなでて、自分の半年間の罪穢れをうつし、
「茅の輪」を左・右・左とくぐって、心身を清らかにしてお参りをします。
気力体力が衰退する夏、暑さの厳しい季節を無事に越せるよう祈る神事です。
6月30日までの間、神門下にて人形へ記入し、本殿前の茅の輪をくぐれます。
誰にとっても大切な「健康」を願って、ぜひご参拝ください。
また6月30日には、午後4時より「大祓式(おおはらいしき)」の神事を行います。
ご自分やご家族の身についているであろう、そして地域に潜んでいるであろう、様々な
罪や穢れ(気枯れ)を祓い清めて、元の気(元気)、清らかな気(精気)を取り戻す神事です。
午後から神事終了後までの間、「水無月」という厄除けの菓子とお茶の接待もございます。
ぜひお越しください。
水無月の 夏越(なごし)の祓い する人は
千歳(ちとせ)の命 延(の)ぶというなり