百田尚樹さん
いよいよ12月から映画公開される『永遠の0』。
今年の本屋大賞を受賞した『海賊とよばれた男』。
両作品で人気作家となった百田尚樹さんが、自民党山口県連主催の「政経セミナー」
にて講演されるということで、山口まで行ってきました。
会場は1000人以上入っていたでしょう、超満席。
講演では、両作品への思いを熱く語られました。
先の大戦において命がけで戦い、そして敗戦の苦難を乗り越え、日本を再興したのは
大正生まれの人達。この世代は日本のために尽くして亡くなっていった。
そして、今や戦争経験者から話しを聞く機会がなくなってしまった。
これを伝えるために書かねば、と思った。
『永遠の0』の読者から最も多く寄せられたのは「知らなかった」という声だった。
「日章丸事件」を知って身体が熱くなり、「出光佐三」を調べて背筋が凍った。
多くの人に伝えなければと、作家としての使命のようなものを感じた。
敗戦というどん底から立ち上がった人々の気力は凄まじい。
あの時代から繁栄を築いた人達の姿に学び、再び日本を甦らせなければならない。
こんな熱い男、百田尚樹さんの講演会が、近々周南市でも開催されます!
11月29日(金)、18:30~20:00、 周南市文化会館にて、
入場チケット1000円(全席自由)です。
因みに『海賊とよばれた男』下巻には、出光興産が初めて製油所を建設する場面に
その当時徳山市長だった祖父の名前が実名で登場しています。
もしも百田さんとお話しができたら、実名の理由も聞いてみたいものです。