竹田恒泰さん講演会
岩国市宇津神社の佐古建彦宮司が来宮されました。
佐古宮司さんは、岩国イセヒカリ会の事務局長としてもご活躍で、
錦川上流の過疎地で無農薬・低農薬でイセヒカリを栽培し、お酒を始め岩国の特産品
に仕立て上げ、農村の過疎化対策や地域興し、そして氏神神社の護持につなげようと
情熱を注いでおられます。
新嘗祭のこの日、イセヒカリの懸税(かけちから)と、イセヒカリの純米酒をお供え
してご参拝下さいました。
そしてその後、周南市内で開催の「竹田恒泰さん講演会」に、一緒にまいりました。
竹田恒泰さんは旧皇族竹田家のご出身で、現在は作家・慶應義塾大学講師。
テレビ出演や多くの著書でご活躍です。
あの多忙な竹田先生がなぜ周南に?と、半信半疑で参加したのですが、
竹田研究会という会が全国で開催されている中の「山口竹田研究会」の初会合
ということでした。
日本の素晴らしさを伝えようと、全国各地に出向いては講演されているようです。
竹田研究会 http://www.takedaken.org/
この度は、古事記1300年に因み「戦後神話を学ばなくなり、日本の歴史の素晴ら
しさも教えなくなった教育では、日本はやがて滅びます。」と、皆さんに神話の
素晴らしさ、大切さを伝えられました。
しかも、わかりやすく、ユニークに。
日本の歴史の淵源、日本人の精神の原点が語り継がれている「神話」。
神話が重要だからこそ、占領軍は神話を教科書から消したのです。
占領軍は100年かけて日本を滅ぼす計画を実行したんです、と竹田先生。
感心してる場合ではありませんが、今の日本を見ると、まさに「敵ながらあっぱれ」
と言ってしまいそうなくらいです。
竹田先生のこうした講演活動で、多くの国民が日本の素晴らしさに目覚めてほしい
と願います。
もちろん、竹田先生のようにはいかないものの、
我々神主も、神話を、日本の素晴らしさを、もっともっと語らねばならない、
そう自責しながら帰った次第です。