イセヒカリのお田植祭
今日、岩国市錦町で行われた「イセヒカリお田植祭」に参列してきました。
「イセヒカリ」は、伊勢神宮の神田に突然現れた品種で、食味が良く、多収性、
耐倒伏性、高耐病性で、酒米にも適している「驚異の稲」です。
この「神の恵み」を、山口県神社庁と山口県農業試験場元場長岩瀬平氏が、
山口イセヒカリ会を結成し守ってきました。
毎年、山口県青年神職会も「お田植祭」と「抜穂祭」を奉仕してきました。
数年前に岩国では、神職有志と地元酒井酒造さんは、岩国イセヒカリ会を結成。
この「驚異の稲」を無農薬で栽培して岩国の特産品とし、過疎地の農業を再生し、
錦川の清流を再生することを目指し活動を展開しておられます。
酒井酒造さんでは、イセヒカリ純米酒の販売も開始。
昨年の岩国市美和町に続いて、今年は錦町でのお田植え。
その後美和町には、無農薬栽培に関心の高い3名の若者が新規に就農を。
まさに「イセヒカリで、まちおこし」ですね。
「イセヒカリが、日本の農業を救う。」
雨の中のお田植えを見守りながら、久しぶりにお会いした岩瀬さんから、
また思いのこもったお話しを伺いました。
雨の中でしたが、とても清々しい「お田植祭」でした。
雨天のため屋内での神事
酒井酒造の田男さん
早乙女さんアップ
雨の中のお田植え
多くの関係者の協力で