納骨祭
今日は、先月ご葬儀をご奉仕した神道家の「納骨祭」をご奉仕しました。
山口県では、亡くなられて五十日目に行う「五十日祭」と併せて
「納骨祭」を行うことが一般的です。
ご家族、ご親族が参列されて「五十日祭」を行い、その後墓所にて
「納骨祭」を。
納骨の際に、喪主さんがお墓の中の骨壺を整理しながら、
「これが、じいちゃん。フィリピンじゃから骨は入ってないけど。」
(戦死されたんですね)
「これが、ばあちゃん。」
そして、お骨となられた奥様の骨壺を納めながら、
「これが(奥様の名前)さんよ。よ~覚えちょってくれよ。」
と、娘さん夫婦やお孫さん達に。
親子、親族の温かさを、ふっと感じました。
今日はお孫さん8人全員が揃っておられました。
お孫さんといっても、社会人から小学生までいらっしゃいます。
娘さんのお一人に
「今日はお孫さん全員がお揃いでよかったですね。」と話しかけたら、
「今日はどうしても行きたい、と言って、部活の遠征も断ってきたんですよ。」
ということでした。
お孫さんをとてもかわいがっておられたという故人。
故人のお喜びの顔が偲ばれるような「納骨祭」でした。