新米神主さん
車を運転すると、だんだん秋色に染まっている街路樹に目が留まる季節になりました。
今年は温かい秋が続いたので、紅葉は少し遅れ気味かもしれませんね。
先日の休みには、遅ればせながら「衣替え」をし、
遅ればせながら映画『海猿』を観にいきました。
脚本が地元出身の福田 靖さんなので観ておきたいと思いまして。
勇気と希望を思い出させてくれるストーリーでした。
シリーズをずっと観た人はいろいろ奥深い感動があるのかもしれませんね。
私は、昔観た『アルマゲドン』を思い出しました。
3Dも初体験でしたが、期待し過ぎだったのかあまり効果を実感できず。
SFっぽいものとかはもっと効果があるんでしょうけど。
さて、神主さんの世界には、階位という制度があります。
ある階位を持たなければ一社の宮司にはなれません。
そうした階位を修得するための実習に、今、男性と女性の2名が来られています。
男性は山口市の山口大神宮の、女性は阿武町奈古の八幡宮の社家の後継者です。
新米の季節に、新米の神主さんです。
月曜日には、実習として私からお話しさせて頂きました。
神職として奉仕することについて、私の思うところをいろいろとお話ししました。
私の短く浅い経験ながら、失敗、後悔も少し含めて・・・
神主は一生修行、一生勉強と心得なければなりませんが、やはり始めは肝心。
そして、慣れこそ大敵、一人前と思う心が勘違い。
若いお二人ですが、信念と志を持ち続けて道を歩んでほしいと願います。
境内で白い袴の男性と女性を見かけたら、彼らが実習中の二人です。
ご祈祷の手伝いをしたり、お祭りの奉仕にお供して行くこともあります。
約1ヶ月おりますので、ご参拝の方にも接する機会があるかと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。