節分
今日からもう2月です。
2月は如月(きさらぎ)ですが、「衣をさらに重ねて着るから」だとも言われていますが、
ここ数日は、すっかり寒さが和らいでいます。
例年寒さが心配な節分も、今年は寒さより天気の心配をしています。
新しい春を迎え、ご家族が健やかに1年を過ごせるよう、どうぞお参り下さい。
節分祭のご案内
http://www.toishi.co.jp/hachiman/lightcase/index.php
さて、節分の夜は、2回目の大みそかのようなものです。
豆をまいたり、数えて食べたり・・・家族揃って過ごしてほしい日ですが、
皆様のご家庭では、どんな節分行事をされていますか?
・「鬼は外、福は内」と豆をまく。
・歳の数だけ豆を食べる。
・鰯や太巻きや鯨を食べる。
こうした代表的な行事以外に、地方や家に伝わる珍しい行事もあるかもしれません。
実は、徳山には「歳の数の豆を四つ辻に捨ててくる」という風習もあります。
わが家でも、夜に私が、家族の分も一緒に捨てに行っています。
(道路の近くの家の方には申し訳なく思いながらですが)
こうした、歳の数だけ豆を食べたり、豆を捨てることの意味は、
「今年1年がもう無事に終わった」ことにしまうことです。
つまり、1年の無事を祈る気持が、もう1年が無事過ぎたことにしてしまう、
という行事になったのです。
こうした行事は、予祝(よしゅく)と呼ばれるもので、
今も全国に地方独自の様々な風習が遺っているようです。
日本人の感性、知恵、おもしろいですね。