『クロ物語』
思い出したら更新となってしまっております「ひとりごと」。何とも面目ない。
さて、先日ある方の講演で胸を打つお話しを聴きました。
『クロ物語』という、シベリアに抑留された日本人収容者と犬の話です。
先輩方はよくご存じの話かもしれませんが、若い人達はあまりご存じないのではと思いご紹介します。
こちらに1月にフジテレビで放送された物語の内容が記されていますのでご参照下さい。
極寒、極悪な環境で懸命生き、そして温かい心を持ち続けた日本人収容者たち。
恩を忘れず純粋な愛情を貫いた犬「クロ」。
もちろん、講師の方の語り口でジ〜ンとくるものがありましたが、
生きることさえ大変な時代に、こんな澄んだ心が通い合っていたことに感動しました。
戦争の時代は暗黒の時代である、のような教育を受けてきた私たちの世代、そして今の子ども。
大変な時代にあってさえ、日本人の心がどれだけ純粋で豊かで温かいものであったか。
むしろ、あの時代に学ぶことは、たくさんあるはずなんですよね。
早速、子どもと読むために 『クロ物語』〜氷海に飛び込んだ犬を注文しました。
楽しみです。