はじめての防衛白書
産経新聞の阿比留瑠比さんのコラムで、小中学校の児童・生徒向けの『はじめての防衛白書』が、防衛省のホームページで公開されたことを知りました。
早速ダウンロードしてみましたが、専門的な『防衛白書』よりも大変解りやすく、大人にもお勧めの内容でした。
阿比留さんは、コラムで「立民や共産党、そして公明党の議員らにこそ熟読玩味してもらいたい」と書いておられました。それはそれでご尤もながら、作っただけで終わらずに文科省を通じて学校教育に使用すべきと思えました。
「国の防衛はなぜ必要なの?」という項目では、
国を確実に守るためには、日本がきちんと自分たちの国を守る意思と能力があることを周りに示し、日本から何か奪うのは難しいと他の国に思わせることが必要。
それでも他の国に攻め込まれるような場合には、確実に対処できるようにしておくことが必要。
自衛隊が万全の態勢を整えているということを示すことで、他の国に「日本とは戦争をしたくない」と思わせ、戦争が起きないようにすることが自衛隊にとっての一番の勝利なのです。
と、抑止力による国防の大切さを説いています。
「国の独立や平和そして安全は、残念ながら願うばかりで実現できるものではありません」ともありました。
インド太平洋、中国、朝鮮半島、ロシアと、日本を取り巻く安全保障環境についても解り易く説明してあります。
私のできる範囲でご案内し、一人でも多くの方に国防について認識を深めてもらいたいと思っています。