めぐみへの誓い
拉致で引き裂かれた家族の運命を描く
『めぐみへの誓い』
ある会合でこの映画が完成したことを聞き、観てみたいと調べてみると山口県では萩市だけの上映。日程も合わず残念な思いをしていました。
その後その会で、県内各地で上映会が出来ないかという話しが持ち上がったため、先日再度調べてみたら、ニコニコ動画で配信中とあり、ネットで鑑賞することが叶いました。
8月中はネット配信がありますので、ぜひぜひご覧ください! 映画「めぐみへの誓い」製作委員会 (megumi-movie.net)
拉致被害者と聞いてまず目に浮かぶのは、横田めぐみさんとご両親の横田滋さん早紀江さんではないでしょうか。
このご家族が北朝鮮による拉致によって、身も心も引き裂かれていく姿が生々しく描かれています。
もし自分の家族が同じ被害に遭ったとしたら・・・映画を観て、拉致家族の苦しみが今まで以上に感じられました。拉致問題がどこか他人事で自分事にはなってなかったとも感じられました。
拉致という凶悪な犯罪が決して許されるはずがありません。こんな犯罪を行う卑劣な国を断固許してはいけません。
誰もがそう判りつつも、日本は、拉致された国民を救えない国のままでいいのだろうか?
日本国民も、こんなわが国の不甲斐なさ、無責任さをずっと許したままにしていていいのだろうか?
この映画を一人でも多くの国会議員が観て、行動を起こしてほしいと思います。一人でも多くの国民が観て、自分事と感じてほしいと願います。
「帰国を果たせないままの拉致被害者たちは、北朝鮮のみならず、戦後日本の被害者でもあるのではないだろうか」、そのようにも感じた映画でした。