有森裕子さんを迎えて
11月1日、周南市体育協会統合設立15周年の記念事業として「有森裕子さんの講演会」を開催。約300名の参加者と楽しく有意義なお話しを聞きました。この日は奇しくも、揺れ動く東京五輪マラソン・競歩の競技会場が「札幌に決定」と報じられた日ともなりました。
有森裕子さんは、バルセロナ銀、アトランタ銅と五輪女子マラソン2大会連続のメダリストとして有名ですが、現在はスペシャルオリンピックス日本理事長、日本陸上競技連盟理事を始め子供たちの育成など、スポーツを支える側でも多方面に活躍しておられます。
お話しの中では、自分は子供のころから何事もうまくできない子だったが、恩師の「あきらめるな」という言葉に、走ることなら頑張れると信じて挑戦してきた。高校でも大学でもキャリアは無かったが決して「あきらめずに」頑張ったことが今に繋がっていると。
言葉は大事。言霊で人は変わる。過去や今より、この先の目標を持って頑張れるかが大事とも。岡山県出身の有森さんが岡山弁で語る小中高時代のエピソードもとても愉快でした。
講演会の後で、この記念事業を企画した「女性スポーツ委員会」のメンバーとの会食にもお付き合い下さって、委員会メンバーはこの笑顔! 至福の時となりました。