日本の価値観を
9月6日、周南市文化会館において「奉祝 天皇陛下御即位三十年 第61回山口県神社関係者大会」が開催されました。
主賓・来賓の方々は前日から徳山入りで、当宮に正式参拝をしていただき、遠石会館での会食には小職も同席を。楽しい時間をご一緒させていただきました。
そして当日朝、北海道で地震発生のニュースです。震度7の大規模な被害の恐怖を感じつつ、人命の救助を祈るばかりでした。
しかし今年は、日本列島が次から次へと災害に見舞われます。この自然災害の多発を我々はどう受け止め、どう学ぶべきなのでしょうか。
以前から言われる、東京直下型地震や南海トラフ地震など、巨大な被害に遭遇した時の日本は耐えられるのか、と考えさせられました。
さて、山口県神社関係者大会は通常山口市での開催ですがこの度は周南市での開催。また記念講演は「山口県青年神職会70周年記念講演会」で一般公開となりました。
講師はジャーナリスト「櫻井よしこ先生」。お陰で、通常800名規模の大会が約1500名の参加となり、1600席の会場はほぼ満席となりました。
演題は、『この国の行方ー日本の在るべき姿ー』。先生のお話しと私の感想。
先生曰く、「今やアメリカの影響力が弱まり、中国の影響力が強まりつつある。世界はルールを守る国々と守らない国々の争いになっている。」
(私)ほんと、韓国、北朝鮮、中国、ロシア・・・わが国の周りにはルールを守らない国ばかりですねえ~。だから苦労するんだよねえ~。
先生曰く、「だからこそ日本の価値観が大事であり、日本の価値観が世界の価値観の土台となる時代が来ている。これからは「価値観の戦い」になる。アメリカの価値観でもない、中国の価値観でもない、日本の価値観を世界に広めることが大事だ。」
(私)そうだ、世界の人から日本の評価が高いのは日本の価値観が認められているからに違いない。安倍総理も外交で「価値観を共有する国々」との連携に取り組んでいた。日本の価値観が広まれば世界はきっと平和になり豊かになるに違いない。日本、ガンバロー。
先生曰く、「憲法改正も日本の価値観を示す重要なメッセージとなる。」「そのために、私たちは「今の日本ではダメなんだという自覚」をすることが大事である。」
(私)同盟国に頼って自分の国を守る意思のない国日本、ミサイルが通過しても反撃できない国日本、70年以上憲法の改正ができない国日本。世界から見ると独立国家の体をなしていない国。平和ボケして国民に危機感がないのが最大の課題。憲法に自衛隊を明記する改正をして、日本は素晴らしい価値観を有するまともな独立国なんだと世界にアピールしましょう。