丑年の福を願って
今年もとうとう師走を迎えました。季節の行事などの多くが中止となったせいか、もう師走かといった感じがしてなりません。
今日、12月1日は恒例の「大絵馬掛け替え式」を行いました。晴天に恵まれて、近くの和光保育園の園児さん達も見に来てくれました。
今年の絵馬は、作者の上大岡トメさんの「明るい年になってほしい」という華やかな丑と、私の「災いが去り幸福に向かってほしい」との「除災向福」という言葉が描かれています。
ある神社の宮司さんから次の明治天皇御製を教えて頂きました。
「身にあまる 重荷車をひきながら いそがぬ牛は つまずかずして」
丑年の一年は、コロナという重荷を背負いつつも成果を急いで転ばないように、一歩一歩前に進むことが大事なのかもしれません。
丑年の初詣も「急がず、ゆっくりと1月中に」と神社から呼びかけております。
当宮も加盟する会が、片岡愛之助さんのご協力で作製したポスターも、氏子地域にお配りして「今年はゆっくり参ろう」を呼びかけております。