二宮尊徳翁
お江戸で会議があった翌日、神奈川県小田原市の「報徳二宮神社」へ行ってきました。
「報徳二宮神社」の御祭神は二宮尊徳翁。小田原に生まれ、勤勉と勤労の鑑、藩の改革や土地の開拓に貢献した誰もが知る偉人です。
この像は、大人になって現場の指導にあたる尊徳翁の姿だそうで、翁の説いた「経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である」という言葉も掲示されていました。翁の教訓は現代人にも重き教えです。
こちらは、誰もが知る「二宮金次郎像」。当時の金次郎さんは、休んだ時に本を読み歩きながら内容を暗記したと、藤村祢宜さんから伺いました。歩きながら読書してたわけではなかったんですねえ。
これと同じ銅像が全国の小学校に向けて約1000体制作されたそうですが、戦時中の供出により現存するのはこの一体だけになったとのこと。とても貴重な金次郎像です。
神社へ参拝した後に、境内に新設の「きんじろうカフェ」や「報徳会館」を見学させて頂きました。「きんじろうカフェ」で、金次郎像のミニチュア像を買って帰りました。昔、尊徳翁の「積小為大(せきしょういだい)」という言葉を座右としてたのを思い出しましたので。
大きな事を成し遂げよう思うなら小さい事をおろそかにするなという教えですが、未だに小さいことばかりに追われているなあと実感・・・。
見学させて頂きながら、神社の境内、会館の隅々に、草山宮司さんの思いが込められていることが伝わってきました。また、草山宮司さんとゆっくりお話しもできて、宮司さんの神社や地域に対する志にも刺激を受けました。
報徳会館の和食レストランで、和にこだわった素敵な料理もご馳走になりました。
草山宮司さんとは、結婚式の勉強会で2度ほどお会いし、いつか神社と会館にお伺いしたいと思っていましたので、念願も叶い、とても有意義な日となりました。