天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い
天皇皇后両陛下御結婚満60年の4月10日。国立劇場で開催された「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」に参加。
東京は雨風の冷たい日でしたが、豪華な顔ぶれの式典にワクワクしながら初めての国立劇場へ。
会場内は撮影禁止でしたが、「ミヤネ屋」でもLIVE中継があったのでご覧になった方も多いかと思いますが・・・
安倍総理、山中伸弥教授、北野 武さんの祝辞はTVでも流れましたが、私が一番感動したのはブラジルの高校2年生日系の宮﨑真優さんの祝辞で、両陛下との出会いを原稿なしの日本語で見事に語られました。
祝賀コンサートも、MISIA、ユーミン、ゆずの祝賀コンサートと豪華そのもの。天皇皇后両陛下の御製・御歌に松任谷正隆氏が曲をつけた「御旅」も披露されました。
翌日は、代々木の神社本庁で会議があったので、その前に明治神宮へお参りに行ったら、ちょうど「昭憲皇太后祭(しょうけんこうたいごうさい)」が始まるところでした。
宮司さん以下祭員が参進される列に圧倒されました。30人くらいはいらっしゃったでしょう。
この日は、明治天皇と共にお祀りされている昭憲皇太后の命日。
特に社会福祉に御心を注がれた皇太后は国際赤十字に今のお金で約3億円を寄贈され、昭憲皇太后基金として今日も開発途上国の救援などに役立っているそうです。
慈愛の深い皇太后さまを偲ぶお祭りに本殿内に多くの方が参列されていました。
昭憲皇太后さま以降、代々皇后陛下が日本赤十字の名誉総裁を務められているのも、皇太后さまの御心を引き継がれてのことでしょう。
皇太后さまの御心と、平成の御代に天皇皇后両陛下が国民の喜び悲しみに寄り添われたあのお姿が重なりました。
慈愛の御心はご皇室にしっかりと受け継がれているんですね。
それにしても、明治神宮には日本人より、外国人の方が圧倒的に多いのにはびっくりでした。