黒神杯を観戦
先の大戦で犠牲となられた方々の御霊へ、慰霊と感謝の祈りを捧げる8月15日。
73回目の終戦記念日であり、平成の御代最後の終戦記念日となりました。
さて、例年、地元の徳山ボートではお盆特別レースとして「黒神杯」を開催して下さいます。
競艇場の開設者である徳山市(現周南市)の当時市長であった黒神直久(私の祖父)の名前を冠したレース
であり、毎年優勝戦を観戦し表彰式に参ります。
今年は、女性ボートレーサーの大会で人気上々とのこと。 やはりスポーツの世界は女性の活躍が人気を集めますねえ~。
今回はとある先輩の息子さんとの約束で一緒に観戦。 因みに彼は「クレメンスのりょーま」という吉本の芸人さんなんです。
優勝戦は海野ゆかり選手の見事な優勝。 レプリカを手渡した時「うれし~い」って言葉が口からこぼれたのを聞いて女性らしさを垣間見ました。
徳山競艇場(現徳山ボート)の開設は昭和28年8月。 その開設場所の選定は、戦災に遭った地域が優先されたと聞きます。
ギャンブル場をつくるということへの市民の反発も大きかったそうですが、戦災から立ち上がるためには財政強化は最優先だったのでしょう。
競艇場の収益は、その後間もなく「徳山動物園」の開設という形で市民に還元されるなど、山あり谷ありながら今日も市の財政に大きな貢献をしています。
終戦記念日の黒神杯。 お盆レースとして開設を偲ぶレースが開催されることに深く感謝しています。