新緑の春祭り
5月5日は、兼務する須金の亀山八幡宮の春祭り。
須金は、遠石から車で約40分の山間の里です。
私がお祭りに行くのは季節ごとの年数回ですが、この新緑の季節が一番須金が
生き生きと輝いている時季のような気がします。
藤棚の藤もきれいに咲いてました。 ツツジも、シャクナゲも。
午後1時からお楽しみの「餅まき」。
須金ではこの日「農ガニックフェスタ」が開催されており、そこからの参加者もあって
賑わいました。
今日は祭典後、奉賛会の発会式も行いました。
過疎化、高齢化の深刻な地域のため、氏子さんだけの力では今後神社護持に限界が
来るだろうという心配がありました。
そこで、須金を出て暮らしている方や須金に縁の方々にもご支援をしていただこうという
趣旨で奉賛会を発会することになりました。
直会の席で、総代さんから
「昭和30年代の郵便局の配達地図を持っているが、それには約1000戸の家があった。」
とのお話しも伺いました。
現在約200戸まで減ってきましたが、皆さん須金を愛している方ばかり。
若者からお年寄りまで、年代を越えた繋がりも太い地域です。
奉賛会の輪が広がり、護持の蓄えが少しずつでき、お祭りに帰ってくる人が少しでも増えるよう
願っています。