映画に出演?
萩市に鎮座の金谷天満宮の陽信孝(みなみのぶたか)宮司さんが、奥様の介護の日々を
綴った物語、『八重子のハミング』が映画化されることとなりました。
八重子のハミング公式サイト http://yaeko-humming.jp/
陽宮司さんは教師を務めながら神主として奉仕し、教師だった奥様と結婚。
その後、ご自身がガンに侵され4度の手術を受けられることとなりますが、
そのご心労もあって奥様が若年性アルツハイマーを発病。
奥様を伴って介護について講演に出かけるなどの活動も続けられながら、
12年間にわたる介護の日々を送り奥様の最後を看取られました。
老老介護の壮絶な日々を想像するに難くないご夫婦の物語です。
陽宮司さんは大学の大先輩であり、年に一度は同窓会でお会いしています。
やんちゃな明るい笑顔でいつも場を和ませて下さいますが、刻まれたお顔のしわから、
乗り越えられた苦労の大きさを私は感じていました。
そして先月、ニュースで『八重子のハミング』の映画化のことを知り喜んでいましたら、
その数日後に陽宮司さんから電話をいただきました。
「八重子の葬儀の撮影を徳山ですることとなった。
徳山だから君に葬儀の斎主役(神主)を頼みたい。」
それは光栄なことです、と喜んでお引き受けした次第でした。
そして27日、撮影当日。
斎場には大勢のエキストラの人達。 しかもよく知った人もたくさん。
私は、斎服(さいふく)という白い装束を着け、斎主役として出演?
実際はぼんやり映ってるかどうか・・・
制作会社の人や出演者の方に、玉串拝礼の作法を指導するというお役目も発生し、
梅沢富美男さんとは一言二言お話しもできました。
たぶん、ほんの数分のシーンだと思いますが、位置や動作を確認しながら、
照明にも細心の注意をはらいながらの撮影で、予定通り2時間の撮影でした。
山口県出身の佐々部清監督による、升毅さん、高橋洋子さん主演の『八重子のハミング』。
今年の秋には公開される予定とか。
多くの方に、ぜひご覧いただきたい映画です。
八重子のハミング公式サイト http://yaeko-humming.jp/
撮影後にいただいたTシャツです