新春三社まいりへ
新年最初の「ひとりごと」。 今年もよろしくお願いします。
今年の初詣は、天気も良く、暖かい三が日となり、多くの方にお参りいただきました。
このお正月の天候のように、今年一年が明るく穏やかであることを願います。
さて、今年も、成人の日、「ぺぶる新春三社まいり」に出かけてきました。
8回目となる今年は、下関市の亀山八幡宮と桜山神社へお参りしてきました。
私を含む一行15名、20代から40代の女性13名と男性は2名。
この年代の女性は、神様や神社への関心が高いということでしょうね。
まずは遠石八幡宮にて正式参拝、参拝作法などの基本を勉強。
そしてマイクロイクロバスにて出発!
車中にて、本日参拝の神社の由緒などについて勉強しながら。
関の氏神とも称される「亀山八幡宮」。
一同の家内安全・心身健康の御祈願を丁重にご奉仕下さいました。
参拝後、宮司様から親しくお話しを頂き、感謝。
神社から眺める関門海峡はいい景色です。
関の埋めたて工事の人柱となった「お亀さん」を祀る「お亀明神」、「お亀銀杏」にも
皆興味を持たれた様子でした。
わが国最初の招魂社「桜山神社」。
宮司様のご好意で、御神宝の高杉晋作「愛玩石」を拝見させて頂きました。
獄中でこの石を撫でながら、心を修め、決意を固めたんでしょうね。
高杉晋作の発議により、殉国の志士の神霊を祀る招魂場。
最前列中央の松陰先生の石碑が少し高いだけで、身分に関係なく祀られています。
この晋作の思想が、後の東京招魂社(現 靖国神社)へと引き継がれていったんですね。
我々神主にとれば馴染みのある神社さんでも、参加者には初めての神社。
由緒を学んで、昇殿して正式な参拝をし、宮司様からいろんなお話しを伺う。
印象に残る参拝となり、敬神の念をより深めていただけたならばと
毎年お世話している次第であります。