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半分は

初夏を迎え、今年も御神田にて、お田植祭を行いました。
3回目となるイセヒカリの田植えも、お蔭様で好天に恵まれました。
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神事の後、さっそく田植え開始。
今年は、就業支援施設の方々の参加もあって、賑やかなお田植に。
田植えの経験って、今の時代なかなか貴重ですね。
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耕作していただく内山様のご好意で、昨年に続き「ちびっこ田んぼ」も。
ちびっこは、泥んこ大好き。わいわい楽しいお田植です。
神事で、雨風や害虫の被害なく、秋の実りをお祈りしましたが、
近年の地球温暖化による気温の上昇、また昨年は害虫ウンカが多く発生したそうで、
秋の収穫までには、心配や苦労が絶えません。
耕作していただく内山様は何も言われませんが、色々とご苦労しておられるはずです。
米作りでは、「五風十雨」がよいと、昔から言います。
五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降ると、豊作になると。
お米は、自然の恵みなくしてできませんが、また人の努力なくしてもできないもの。
天地の恵みと人の苦労が重なって、私たちの命の元となるのです。
  半分は 人のあぶらか 稲の露       小林一茶
一茶は、米作りの苦労をこう詠みました。
お田植の経験が、少しでも、お米への感謝の気持ちにつながってくれることを祈ります。

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