天皇陛下傘寿に
今日、12月23日は、天皇陛下の御誕生日。
御歳80才、傘寿をお迎えになられました。
全国の神社では、陛下のご長寿と大御代の長久とを祈る「天長祭」が行われます。
当宮においても、午前8時より斎行。君が代を斉唱し、聖寿の万歳を捧げました。
テレビや新聞では、お誕生日に際しての記者会見で述べられた陛下のお言葉が報道されました。
その中で、皇后陛下とのことに次のように触れられています。
天皇という立場にあることは,孤独とも思えるものですが,私は結婚により,
私が大切にしたいと思うものを共に大切に思ってくれる伴侶を得ました。
皇后が常に私の立場を尊重しつつ寄り添ってくれたことに安らぎを覚え,
これまで天皇の役割を果たそうと努力できたことを幸せだったと思っています。
両陛下のご夫婦としての歩みは、国民に多くの幸せと導きを与えて下さっていますが、
このお言葉も、日本中の夫婦の胸に響いたのではないかと思います。
大切に思うものを共に大切に思ってくれたこと
立場を尊重しつつ寄り添ってくれたこと
天皇陛下は、それが安らぎであり励みであったと、皇后陛下へ感謝しておられるのです。
折しも今日、遠石会館では、結婚1周年を迎えられたご夫婦を招いての恒例行事
「紙婚式のつどい」が開催されました。
約1年ぶりに神様の前に、夫婦そろって21組の夫婦にお参りいただきました。
今日この日ということもあって、お参りの後で、天皇陛下のこのお言葉について、
新婚さんたちにご紹介しました。
お互いがこうした気持ちを持つように努め、末永く幸せで良い家庭を築いていってほしい、
という願いを込めて。
これから、1年1年、夫婦としての年輪を重ねていってくださいね。
目指せ「金婚式」!