出雲に集まる
今年2回目、神々の国出雲へ。
たまたま前日お会いした方に、「明日は、神社関係の会合で出雲です。」って
お話ししたら、「やっぱり神様は出雲に集まるんですか!」って言われました。
まずは、出雲大社に正式参拝。
御垣内を歩いてお参りする「お庭踏み」は、初体験でした。
とにかく規模も歴史もスケールが大きいですねえ、大社(おおやしろ)は。
続いて、社務所で、中国地区の担当者が集まってのまじめな会議。
そして、夜は懇親会。
懇親会の中締めが、出雲ならではの珍しいものでした。
会議のお世話役だった島根県神社庁錦田参事さんが、
私の奉仕する「万九千神社」は、神在月に神々が最後に直会をして帰られる
神社。そのお祭りでは、名残惜しい神々に扉を叩いてお発ちの時を知らせ、
「お発ち~お発ち~お発ち~」と声をかけます。今日はこれで中締めします。
神々は、ほんとに人間くさくて、親しみが湧きますねえ。
我々も、名残を惜しんで「お発ち~」でお開きになりました。
翌日は、神社参拝にご案内頂きました。
二社とも、天照大御神、素戔嗚尊(須佐之男命)を祀る歴史の古い神社です。
先ず、須佐之男命を祀る「須佐神社(すさじんじゃ)」。
道路を挟んで向かい合わせに天照大御神を祀る社殿があります。
命終焉の地とされるそうで、大社造りの男性的で風格ある社殿。
本殿裏の神木も、パワースポットと紹介されて有名とか。
次に、天照大御神を祀る「日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)」。
上の宮に素戔嗚尊、下の宮に天照大御神がお祀りされます。
出雲地方にめずらしい朱塗りの社殿。本殿はまさに荘厳です。(下の宮)
元お宮のあった経島(ふみじま)。例祭日、沈む日をここから拝むそうです。
やはり出雲は、神話の国、神々の国と、深く実感しました。
まだまだ興味深い神社が沢山ありそうです。
松江道開通により交通の便もよくなりました。
また時間をつくって、出かけてみたいと思います。