空飛ぶ広報室
例年ながら、5月はいろんな団体の総会が続きます。
役員を仰せつかっていたり、会場が遠石会館をご利用頂いたりで、
手帳を見てみると、今週は4つの総会に出席してました。
よって懇親会も続きますので、2次会へ繰り出すのも最近は控え気味です。
日頃は猛者の諸先輩方も、連日なのですんなりとご帰還のよう。
さて、23日に出席した山口県防衛協会周南支部総会では講演会があり、
講師は、航空自衛隊防府北基地司令の伊藤 哲一等空佐、
演題は、自衛隊の任務等についてでした。
昨今、中国軍による領海侵犯が度々繰り返されていますが、
やはり空の上においても、中国軍が日本の領空を度々脅かしているようです。
・日本の領空は、28カ所のレーダーサイトで、24時間警戒監視している。
・領空より広い防空識別圏内を飛行する物体は、全て識別する態勢にある。
・航空自衛隊の戦闘機は、5分以内に緊急発進できる態勢にある。
・平成24年度は567回、戦闘機が緊急発進する事態が発生している。
・緊急発進が年間500回を越えたのは22年ぶりのことで、これは中国機による
侵入が増えたためである。
日本の防空識別圏
日本の領空が脅かされる事態が、3日に2回は発生しているということで、
領海を含めるとほぼ毎日、緊急事態が発生しているという状態になるのかも。
こうした事実は、国民にきちんと知らせなければならないと思います。
思いつきですが、「今日の天気」のように「今日の領空・領海」みたいにして、
どこの国がどんな動きをしているのかをつぶさにテレビで報道したら・・・
あの国の正体に、国民の目も覚めるのではないでしょうか?
それから、講演の中で「テレビ番組の『空飛ぶ広報室』をご覧になってますか?」
という問いかけがありました。
私は手を挙げましたが、意外にも私の周りではあまり手が挙がりませんでした。
自衛隊をドラマで取り上げるのは、若者が自衛隊に関心を寄せる入口として
とても良い企画だと思い、私も興味深く観ています。
かつて、『海猿』で海上保安庁に若者の関心が高まったように。
まだご覧でなければ、ぜひ。
TBS 「空飛ぶ広報室」 http://www.tbs.co.jp/soratobu-tbs/