お江戸へ
神社関係の研修会で上京してきました。
ボーイング787、初搭乗
研修の主な内容は、
①教科書採択をめぐる問題
②女性宮家創設をめぐる問題
③震災復興の現状と課題
とりわけ、「女性宮家」の創設については、一部マスコミの報道に端を発し
「天皇陛下のご負担が減り、ご皇室の安定になるのなら・・・」と、
国民が軽々に受けとめてしまう可能性があり、危険な状態にあるとのことでした。
端折って言えば、
・女性宮家は所謂造語にてそもそも存在しないものである
・女性宮家では陛下のご公務の代理はできず負担の軽減にはならない
・女性宮家では万世一系の男系男子による皇位継承の安定にはならない
その他様々な問題を含んでおり、女性宮家では問題の解決にならないばかりか、
女系天皇容認に繋がる危険性があると。
2672年の歴史を有するご皇室の存在にも関わる重要な問題故に、
慎重に慎重を重ねて取り扱わねばならないこと。
政府が対応を急ぐことにも問題があるということでありました。
皇室の伝統にかつて無い「女性宮家」を検討するより、戦後に皇籍離脱を余儀なく
された旧宮家(元ご皇族)の中から、現宮家の継承や新宮家の創設を検討する方が、
ご皇室の歴史に叶うというお話しに納得して帰ってまいりました。
そして研修終了後、天皇陛下ご病気平癒の記帳をと、皇居へ。
平日にもかかわらず記帳所へは人が絶えず・・・
皇居坂下門前
記帳所
その後、銀座の画廊へ。
山谷えり子参議院議員さんなどご出展の書作展へ是非、とのお声がけを頂き、
柄ではないのですが勇気を出してお邪魔してきました。
雍容苑書作展の開かれた文藝春秋画廊
作品も、出品者も、場所も、すべてが高尚でございました。