育鵬社の歴史と公民の教科書
24年度から小中学校で使用される教科書の採択が、いよいよ8月に入って
全国の教育委員会で行われている。
地元の「教科書展示会」に実際に2度足を運んだが、中学校の歴史と公民の
教科書については、じっくりと見比べてきた。
とりわけ好印象を持ったのは、「育鵬社」の教科書であった。
新学習指導要領の目標に最も則っていると感じたばかりでなく、自虐的・独善的な
偏りのないバランスの良さ。
そして、日本と日本人の姿形が正しく理解できるような品格ある表現で、
日本人のみならず日本を知りたい外国人にも読んでほしいとさえ感じたほどだ。
山口県内でも、すでに採択がされた市町もあると漏れ聞くが、公表されていない。
早く公表すべきであると思っていたところに、うれしいニュースに接した。
ニュース引用始め
横浜市教委が育鵬社の歴史・公民教科書採択 国旗国歌、領土問題記述の充実度重視
横浜市教育委員会は4日、市立中学校149校で来春から使う歴史と公民の教科書について「日本教育再生機構」のメンバーらが執筆した育鵬社の教科書を採択した。同市は今回から全市共通の一括採択に移行。4年間で10万人以上の生徒が使う全国最多の採択地区だけに影響が大きく、歴史観を巡り複数の団体が育鵬社教科書の採択、不採択を求めて運動して関心が高まっていた。
この日の審議は公開で行われ、歴史、公民の審議はそれぞれ約30分にわたり行われた。教科書内容を評価する市教科書取扱審議会の答申を受けて、委員6人の記名投票で、歴史、公民ともに4人が育鵬社を選び、2人が別の発行会社の教科書に投票した。
歴史では、委員から改正教育基本法の趣旨を踏まえ「日本の文化に誇りを持つことが大切だ」などの意見が出た。
公民では、戦力の不保持を規定した憲法9条と自衛隊の関係や国旗国歌、領土問題の記述の充実度を重視する意見が目立った。「東アジア情勢が緊迫している中で自国のまわりがどうなっているのか知るべきだ」との意見もあった。
横浜市教委は前回の平成21年の採択で、従来の自虐教科書を批判する「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが中心になり執筆した自由社の歴史教科書を、全国の公立校で初めて18区中8区で採択し注目を集めた。今回の全市1区採択により、育鵬社の歴史と公民の教科書は横浜市だけでそれぞれ全国の需要全体の2%程度を占める見通しだ。
(「msn産経ニュース」8.4 14:11 )
ニュース引用終わり
反日勢力が様々な圧力をかけたであろうことはすぐに想像できるが、それに屈せず
しっかりとした見識で判断を下された横浜市の教育委員の皆さんに拍手をおくりたい
気持である。
そして、教育委員を始めこうした大人の責任ある行動で、内容の優れた教科書で学べる
横浜市の子供たちは幸せであると思う。
全国の教育委員は、このニュースをどのようにお感じであろうか?
教科書の内容を良くする最後の砦は、まさに教育委員一人一人であるのだが。