拝殿幕
徳山出身の「児玉源太郎大将」を祀り、児玉家旧宅跡に建てられた「児玉神社」。
神社の西側には、台湾総督としての功績に贈られた「台湾五葉松」がそびえ、
少し北の生家跡は、かつて児玉大将が創設した「児玉文庫」があった場所で、
そこには今も「産湯の井戸」が遺っている。
兼務しているこの児玉神社に、今日「拝殿幕」のご奉納があった。
崇敬の篤い地元の藤井さんと、ご友人で熊本在住の藤原さんからのご奉納。
奉告祭を行い幕を掛けた。 ご崇敬のお志に心から感謝である。
NHKスペシャルドラマで年末に「坂の上の雲」が放送されるようになって、
児玉源太郎への関心も高くなってきている。
国立台湾博物館に展示される「児玉総督像」のレプリカもこの度、日台有志の
のご尽力で完成し、夏には児玉公園内に建立されるようだ。
「神社に心を寄せる人がもっと増えれば」と、拝殿幕を奉納された藤井さん。
ご祭神への関心の高まりを、ぜひ神社の崇敬につなげたいものである。