木花咲耶姫
市内の桜はすっかり終わってしまいましたが、山間部ならまだ見れるかも、
と、徳佐八幡宮のしだれ桜を見に行ってきました。
市役所で期日前投票を済ませ、鹿野を抜けて徳佐へ。
鹿野のかなり北へ車を走らせていた時、気になる看板が。
「さくや」?
以前に、鹿野の宮本宮司さんから、
「山野草が好きで鹿野の奥で喫茶店を始めた人がいる。
店の裏に庭や花畑をつくり、木花咲耶姫もまつっていて、
私がおまつりに行くが、とてもいいところですよ。」
と、聞いていたのを思い出して、もしやと思い訪ねてみたらそうでした。
「木花咲耶姫のおまつりを昨日、宮本宮司さんを招いて行ったところ」
とのことで、祭場の磐座(いわくら)にはその名残がありました。
まだ早かったのでしょうが、春の息吹も少しだけですが見ることができました。
初めてお参りする徳佐八幡宮。
しだれ桜は有名で、すでにお花見も終盤といった感じでしたが、
日曜日には多くの参拝で賑わったのではないかと思いました。
祖父が庁長時代に揮毫した石碑もありました。
徳佐はリンゴも有名。リンゴパイ、リンゴ外郎なるものを買って帰りました。
木花咲耶姫(このはなさくやひめ)は、山の女神さま。
山の神さまが降りてきたしるしに里の桜が咲きます。
そして、桜の下で山の神に豊作を祈り、その後に宴をしたのが花見の起源。
これからの季節、春の草花に次々と恵みをもたらして下さることでしょう。