清明
昨日は、神式の葬儀をご奉仕しました。
喪主は、当神社の永年の崇敬者であり、兼務神社の責任役員さんでもあります。
奥様がご逝去になり、ご家族と共にお別れの儀式をお仕えしました。
神道では、この世は「現世」(うつしよ)、あの世は「幽世」(かくりよ)
と呼びます。
目に見える姿を現している世界と、姿を隠している世界。
あの世は、そんなに遠くではないということです。
故人とは言葉を交わすことはできませんが、
故人の御霊(みたま)とは交信でき、共に生きていける。
「祖先と共に生きる」という古代からの日本人の信仰を大切にしたいですね。
さて、今日は「清明」(せいめい)です。
その名の通り、春気の清々しい天気になりました。
空を見上げると、雲一つない青空でした。