福島県へ
15日、徳山商工会議所の臨時議員総会で、震災支援について意見が交わされた。
支援物資についても「すぐ行動しよう」「今は慎重に行動すべき」と、
その時点では結論に至らなかった。
それが、翌16日、会津若松商工会議所が支援物資を受け入れる、という
情報が入った。
受け入れ先が会津。この縁が、行動を加速させたのかもしれない。
直ちに、18、19日で支援物資を集め、会津へ出発することになった。
F会頭は運送業。会社の倉庫に集め、トラックで運ぶことに。
運転は社員さん2名と、新副会頭のM氏と若手議員のH氏。
M氏は、15日に副会頭に選任されたばかり。いきなり大仕事となる。
H氏はM氏の友人で、同行を買って出たようだ。
地元Y石油から提供されたガソリンも一緒に届けられることとなる。
Y石油の社長はM氏とH氏のJCの先輩。すぐに話しがまとまったことだろう。
支援物資を積んだ大型トラックと、ガソリンを積んだ大型タンクローリー、
そして道中この2台の給油を担う小さなタンクローリーの3台編成で、
19日17時前に徳山から会津に向けて出発した。
たった二日間、しかも商工会議所議員にFAXしただけの連絡で、
予想をはるかに上回る支援物資が集まったことに驚いた。
それだけ、多くの国民が心を寄せている証だろう。
私もマスクとカイロを購入し倉庫に持参したが、整理作業には青年部のみんなが
あたっておられた。大変だったと思う。
しかし、16日~19日の4日間で、支援物資が出発するというスピードには、
驚きである。 いろいろなつながり、タイミングを感じる。
今トラックはどのあたりかわからないが、無事に使命を果たしてくることを
祈るばかりである。
福島県の宮司さんからのメールで現状を知った。
「福島は汚染地域という風評被害をとても恐れている」と言っておられた。
行き過ぎた報道や情報によって、過度の心配にならないよう気をつけるべきである。