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紙婚式のつどい

遠石会館では、結婚一周年のご夫婦を招待する「紙婚式のつどい」を年4回開催しています。
今日は、春の「紙婚式のつどい」に、9組のご夫婦が出席されました。
このつどいは、ここ遠石の杜で結ばれた夫婦の里帰り。
そんな気持ちでご夫婦をお迎えしてします。
スタッフたちも、結婚式を通じて親しくさせて頂いたご夫婦と、久しぶりにお顔を会わせることを
ほんとうに楽しみにしています。
つどいは、まず最初に神前にお参りします。
私が祝詞を奏上しました。
「これからも、夫婦の契りが永久に固く結ばれて、幸せな家庭でありますように・・・」と祈りつつ。
DSCF0091.JPG
そして、玉串をお供えして拝礼。
玉串拝礼は、きっと結婚式以来でしょうね。少し緊張しながら、思い出しながらのお参り。
そして、会館にてご会食。
会場内は、夫婦としては同級生のようなカップル同志のつどい。
スタッフとも話しが弾みます。
楽しい時間を過ごして、思い出にして頂いたならば幸いですね。
それから、一周年の新たな気持ちを「夫婦円満絵馬」に託して、お帰りの際に
神社に奉納して頂きます。
それぞれ何を書こうか話しながら、日頃お互い口には出来ないような感謝や誓いの言葉も、
そこに書き込まれてのではないでしょうかね。
お参りの後で、私からご挨拶をさせて頂きました。
ちょっと先輩ぶって。
「夫婦は年を重ねて行けば行くほど、会話が少なくなるそうです。
 お互いをわかってくるから、というせいもあるでしょうが。
 でも、気持ちや考えは会話によって確かめ合えるものです。
 知ってるようで知らないのが夫婦であり、一番理解し合う必要があるのが夫婦。
 会話を大事にして下さいね。」
家族のあり方が問われている現代社会ですが、その基礎は夫婦だと思います。
夫婦がしっかりと良き家庭を築き、その家庭の中で家族が育つ。
親も子も、家庭で育っていく。
そういう意味で、夫婦は、世の中からの期待と責任も背負っていますよね。
新婚夫婦のご多幸とご健闘を心から祈ります。

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