出会い
5月は、いろんな団体の総会が続いた一ヶ月でした。
総会当日講演会を開催されることも多いのですが、先日、私が研修担当のある団体の総会の講演会に、元南陽工業高校野球部監督の坂本昌穂先生をお招きしました。
坂本先生は、津田投手を擁して南陽工業高校を甲子園に、その後も光高校を甲子園に導いた名監督として有名ですが、心に残るお話しをして下さいました。
先生のお話には、中村くん、そして津田くんというすばらしい男、二人の生き様が登場します。
今後坂本先生の話に出会うかも知れない人のために、その内容はご紹介しませんが、他人に語り継がれる生き様ってすごいですね。
二人の立派な生き様に感動しますが、もし坂本先生や仲間との出会いがなければ・・・。
ある意味、人生は出会いにつきるかも知れませんね。
先生の講演の演題は「はぐくみ はぐくまれ」でした。
話の端々に出る「教え子から教わった」という先生の言葉が、先生の人柄そのもののような気がします。そして、津田選手との思い出から教えられた次の言葉を座右の銘にしておられるそうです。
「得意淡然 失意泰然」 勝っても得意にならず淡々と、負けても失意にならず堂々と
高校時代には坂本先生と出会うことはできませんでしたが、大人になって出会えてもとても嬉しく感じたその日でした。
さて、野球に夢中な息子達にどう話そうかなあ。