回天烈士慰霊祭
ここ周南の大津島には、海の特攻「回天」の訓練基地跡と記念館があります。
ここでの回天烈士慰霊祭の奉仕を目的に、京都から一行が来られるようになって早くも6年目を迎え、
今年は今日3月17日に奉仕されました。
この一行は、京都の神職や雅楽会の有志、そして回天や潜水艦関係者の方々で、元々のご縁は京都の梅宮大社橋本宮司さんのご尊父が、回天を搭載した伊58潜水艦の艦長だったことから、慰霊祭の
奉仕をとの声が挙がり、有志の皆さんで続けられているものです。
京都に住む私の友人が幹事役であり、現地との連絡や祭具・宿泊の手配などをお手伝いしていますが、こうして例年続いてご奉仕されるお心に敬服し、友人を見直したところでもあります。
昨年は、回天を取り上げた映画「出口のない海」の上映で、大津島の回天記念館を訪れる人が格段に
増えたようですが、英霊の御心を顕彰し慰霊することは、今平和に暮らしている私たちの使命です。
平和学習、平和宣言・・・。
平和ボケした日本人が真に平和の尊さを知るすべは、英霊の御心に思いを馳せることだと、慰霊祭奉仕一行の来宮に改めて感じた次第です。