御田植祭

小雨がポツポツと落ちる中でしたが、当宮御神田の「御田植祭」を奉仕しました。御神田での御田植は今年で8回目となりました。

春に山口県神社庁より伊勢の神宮ゆかりの「イセヒカリ」の種もみを拝受し、御神田耕作者の内山さんが育てた早苗を奉仕者の皆さんに植えて頂きました。

例年、御神田で稔ったイセヒカリの初穂は、当宮の新嘗祭(にいなめさい)にお供えしますが、実は今年は、新嘗祭を行わないこととなっています。

今年は11月14日・15日に、天皇陛下が即位後、大嘗宮(だいじょうきゅう)において、初めて新穀を神々に奉り、神々と共にみずからも召し上がられ、国家国民の安寧と五穀豊穣を祈るという、一世に一度の国家の重儀である「大嘗祭(だいじょうさい)」が執り行われます。

この大嘗祭には地方からの新穀がお供えされます。先日には、亀卜(きぼく)によってその地方が決められました。悠紀(ゆき)地方(東日本)は栃木県、主基(すき)地方(西日本)は京都府と定められました。両県においては、これから盛大かつ厳粛な御田植祭が執り行われることでありましょう。

そのような大嘗祭の当日、全国の神社では「大嘗祭当日祭」を行うこととなっており、この年は新嘗祭を行わないのです。つまり、今年の御神田に稔る初穂は「大嘗祭当日祭」に供えることとなります。

奉仕の方々が手植えされる早苗も、天皇陛下が即位され、令和の御代がスタートした年の初穂となる早苗かと思うと、例年と違った思いがいたしました。

今年の秋には、新しい御代が豊かに栄えることを象徴するような、そんな豊かな初穂となってくれるよう、田植えする姿に祈った次第です。

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