文化財プレート
昨年12月、遠石八幡宮の社殿群8件が、国の登録有形文化財に指定され、
 今年2月には、登録証と文化財プレートを市長さんより伝達いただきました。
 設置する場所や方法を相談している内に月日が過ぎてしまい、昨日やっと、そのプレートを
 拝殿脇に設置することができました。
 
 春祭りまでには、皆様にお披露目しなくては、と思っていましたのでぎりぎりセーフ。
 今日の祭りの後で、皆さんにご覧いただくことができました。
 また直会の席では、社殿建設の当時を偲んでいただこうと、現社殿竣工記念に発刊された
 写真帳の中から、地鎮祭、上棟祭、遷座祭などの写真などを抜粋しプロジェクターで紹介しました。
 上棟祭の写真の中には、神幣役を奉仕した小学校2年生当時の現宮司の姿も。
 当時のことを知るのは、かかわった人の中でも現宮司だけかもしれません。
 
  右側の写真
 本殿の竣工は昭和15年。
 写真帳には工事年表のページもあり、当時の記録が詳細に書かれています。
 この年表の一つ一つから、当時の方々が精魂込めて建設にあたられた敬神の心や、
 官民挙げて取り組まれた大事業であったことが伝わってきて、現社殿をお守りしていくことの
 重みを、改めてずっしりと感じます。
 文化財プレートを目にされることで、市民の方々が、郷土の先人から受け継ぐ立派な財産で
 あることを感じていただければと願っています。
 
 




