昔々、にわかに暗雲が垂れ込み、人々が空を見上げると その中から一筋の光が差し込むや神馬(しんめ)が飛来し 磯辺(いそべ)に忽然と現れた大きな石の上に降り立ちました。 そして「吾(われ)は宇佐八幡大神(うさはちまんおおかみ)なり。 この地に跡を垂れ国民を守らんとここに顕る。ああ遠し。」 と告げられました。 よって人々は、この地に八幡様をおまつりし、やがてこの地は 「とおいし、といし」と呼ばれるようになりました。 そして今から約千三百年前に、神社が創建されました。