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戦没者慰霊祭

徳山は、先の大戦で米軍による二度の大空襲をうけました。
昭和20年5月10日には、80機におよぶB29が襲来。
海軍燃料廠や油槽所・工場などを一時間にわたり爆撃。
昭和20年7月26日には、100機におよぶB29が襲来。
市街地への爆撃で、一夜にして市街地の約90%が焼け野原となりました。
この二度にわたる空襲で、死者はおよそ1000人に及びました。
よって、5月10日、周南市連合遺族会主催の「周南市戦没者慰霊祭」が
毎年行われ、神式・仏式で一年ごとにご奉仕しています。
今年は神式の年にて、市内神社の神職10名でご奉仕しました。
この慰霊祭は、遺族会を中心に様々な団体が協力されて準備、運営されています。
その真心をお伝えしつつ、地元より出征し国に命を捧げられた靖国の英霊と、
大戦により命を奪われた地元戦没者の御霊に、慰霊の祭詞を奏上しました。
奉仕前の祭壇
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戦後68年、平和で豊かな今の日本。
戦没者の捧げられた尊い命がその礎になっていることを、
家族を失った悲しみを乗り越えてきた遺族の心を、
風化させることなく、次代の日本に正しく伝えていくこと。
それは、今、命を与えられている我々しかできない使命ですね。

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