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「新教育基本法」と「新学習指導要領」

4日には、強い雨が山口県を襲いました。
いろいろなところに被害もあったのではないでしょうか?
最近のスコールのような雨の降り方は恐いですねえ~。
早く梅雨明けしてほしいものです。
さて、最近はいろんな会合で「教科書展示会に行きましょう!」と
お話ししています。
山口県は、他県より長く7月29日まで展示会が行われておりますので。
私は6月中旬に、地元の展示会に行ってきました。
なんと、教育委員会事務所の通路に置いてあるだけでした。
展示会場とは言い難い有り様です。
その後、行った方からの話しでは、イスや机などの設置が改善され、
図書館でも展示される予定ということでしたが・・・
今度は図書館にも行ってみたいと思います。
光市では、図書館以外に中学校でも展示を行うようになったと報道されていました。
多くの市民に見てもらうための取り組み、当たり前ながら、前向きな取り組みが
されていない市が多いだけに、素晴らしいことだと感じました。
しかし、教科書は実際に目を通しても、どこが悪いのか、どうおかしいのか、
なかなか気付きにくいものです。
まずは、教科書の良い悪いを判断する基準というものが重要となりますが、
それは法律によって「学習指導要領の目標を達成するにふさわしいもの」と
決まっています。
この度は、教育の健全化を目指し平成18年に改定された「新教育基本法」の下、
「新学習指導要領」に則って教科書が選ばれなければなりません。
「新教育基本法」には、
 「伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛する」と明記され、
「新学習指導要領」の歴史の目標には、
 「我が国の歴史に対する愛情を深め、国民としての自覚を深める」とあります。
それ故に、「新学習指指導要領」に則った今回の採択には、大いに期待と注目が
集まっているのです。
しかし、今までは、どうみても、なんでこの教科書が選ばれるの???
という事態が続いてきました。
その理由はいろいろ考えられますが、
 「変えると面倒になる」という、教育行政の事なかれ主義。
 「変えられては困る」という、教科書会社と一部教員の関係。
 
 「変えさせたくない」という、反日的な組織による圧力。
こうした面々の思惑が一致して教科書が選ばれているからだと、私は考えます。
日本の教育はこのままで本当にいいのでしょうか?
日本の子供たちをこのまま犠牲にしていていいんでしょうか?
市民の関心と、教育委員の決断。
それしか、変える道は無いように思えてなりません。

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