手紙

今日も真夏のような天気でした。
気温も、お昼頃には30度以上になったようです。
二日ほど東京に出張していましたが、東京もほんと暑かったです。
都会では、どうしてもよく歩きますし、シャツもびっしびしょ、になりました。
さて、今週は色々な行事がありましたが、
月曜日には徳山周南法人会青年部会の総会と講演会があり、
NPO法人森と海の学校理事長の岡村精二さんの講演を拝聴しました。
岡村さんは、永年の青少年教育活動に「手紙」を取り入れて来られました。
それは、ご自身が、単独ヨット太平洋横断の時に両親からもらった手紙がきっかけでした。
その内容は、著書『手紙でつむぐ親子のきずな』に詳しく出ています。
岡村精二オフィシャルサイト http://www.okamura21.com/
今、学校でも社会でも、コミュニケーション能力の低下、が問題となっています。
今の時代、携帯電話というおもちゃを与えられた子どもが、だんだん大人になり、親になっています。
メールでは、用件は伝えられても、感情や気持はきちんと伝わらない、
という意識がちゃんとあればいいのですが・・・
ITの進化を始め、世の中は大変便利になって行きました。
しかし、世の中が便利になればなるほど、人は忘れてしまうこと、無くしてしまうことが
たくさんあるようです。
そしてそれには、便利さと引き替えに失うには、あまりに大きな代償があります。
手紙を送る、手紙をもらう、ということの中に、少しでもそれを取り戻すきっかけがあるような、
そんな気持になった、岡村さんの講演でした。
ほんとに気持を伝えたい時に認めた手紙。
その手紙の持つ力はすごいんですね。

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